LITE版P13「財産の記録」1.預貯金 2.不動産

エンディングノートの書き方、「財産の記録」のページ、1.預貯金 2.不動産について書きます。

遺族の方が一番困るのは、亡くなった方の財産がどこにあるのかわからないということです。

「財産はどこにあるの?」

特に、離れて暮らしていると、まったくわからないということも珍しくありません。自分の財産が

どこにあるのかをエンディングノートを使って明らかにしておきましょう。

1.預貯金
書くのが面倒という方も、銀行名だけは書いておいてください。銀行名さえわかれば、どこの支店

に口座があるのかなど調べてもらえます。特にネット専用銀行(楽天銀行やソニー銀行等)は通

帳もありません。遺族の方が気づかないままということもありますのでご注意ください。

 

 

細かいことを書くのが苦手は方は、それ以外の項目は未記入でもかまいません。相続手続きに暗証

番号は必要ありませんので、暗証番号は書かないでください。

 

2.不動産
自宅や現在お持ちの不動産の権利関係を調べておきましょう。まずは、最寄りの法務局に行き、

「登記事項証明書」を取得します。これを見ると、だれが所有者なのか、抵当権はついていないか

などの権利関係がわかるようになっています。 「登記事項証明書」は、一戸建ての場合は、土地

と建物別々に取得します。マンションは、ほとんどの場合、敷地権も一緒に記載されていますの

で、1通でOKです。その際、注意していただきたいのは、現住所と登記事項証明書上の住所(地

番)が異なるということです。法務局でも、住所から登記事項証明書上の住所を調べてくれます

が、「固定資産税の納税通知書」にも記載されていますので、そちらを持っていかれるとよいでし

ょう。

 

 

「名義が、亡くなった方のままだった」という場合は、亡くなった方の相続人全員で、その不動産

をだれが相続するのかを協議して決めることになります。相続する人が決まったら、所有権移転な

どの手続きを行います。亡くなった方の名義のまま相続人の方が亡くなられると、相続手続きが煩

雑になります。名義が「亡くなった方のまま」になっている方は、できるだけ早く手続きされるこ

とをお勧めします。不動産の名義変更は、司法書士に依頼すると早いです。費用を節約したいとい

う方は、法務局に聞けば手続きの方法を教えてくれます。(忙しい方にはお勧めしませが・・・)

不動産は、自宅やマンション、別荘などの他に、森林などもあります。そういえば、「田舎の親か

ら譲り受けた森林があったなぁ」という方は権利関係を確認しておいてくださいね。

財産は不動産と預貯金少々という方、
相続人が複数いる場合、自分の死後、不動産を売却してお金で分ける場合は、問題ありませんが、

相続人の一人がその不動産に住み続ける場合(例えば、兄弟姉妹が相続人でそのうちの一人が住み

続ける場合)、不動産を分割して分けるわけにはいきませんので、その不動産をだれが相続するの

かをはっきりさせておく必要があります。特に価値の高い不動産の場合、不動産を相続しない相続

人から不満がでることがほとんどです。財産の分け方について、自分ではよくわからないなぁとい

う方は、専門家に相談してみるのも1つの方法でしょう。

「自分が死んだ後のことは、自分ではわからないからどうでもいい、子どもたちが適当に分けるだ

ろう」と言われる方がいらっしゃいます。それも1つの考え方だと思いますが、私は、自分の財産を

どう分けるかを指定しておくことは、親の務めだと思っています。親が指定しておくことで、子ど

もは、兄弟姉妹間の話し合いに多くの時間を割かずに相続手続きを終えることができます。もらえ

る財産に多少の多い、少ないがあったとしても、「親の意思だからと」と割り切れるでしょう。エ

ンディングノートに財産の分け方を書いても、法的拘束力はありません。もちろん、自筆で書かれ

るので、故人の意思として尊重はされるでしょうが。法的拘束力を持たせたものを遺したい場合

は、遺言書の作成が必要になります。遺言書の作成に興味のある方は、お気軽にお電話、メールで

お問い合わせください。遺言書の作成を強要することはありませんので、ご安心ください。

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