LITE版P16「財産の記録」10.遺品整理 

エンディングノートの書き方「財産の記録」のページ、 10.遺品整理について書きました。

 

10.遺品整理
まずは、身辺整理から
今、あなたが住んでいる部屋や家には、物があふれていませんか?その荷物、あなたが死んだ後、

だれかが片づけなくてはなりません。あなたの人生の後始末を、だれかが大切な時間を使って行う

ことになるのです。

 

身辺整理をしなきゃと思いながら、何からすればいいのかわからない方、こちらのページ(ページ

一番下)から身辺整理リストがダウンロードできますので、是非、ご活用ください。

 

アルバムや日記は要注意!
遺族が処分に困るものに、アルバムや日記などがあります。あなたのアルバムや日記を見て、遺族

はどんな行動をとるでしょうか?例えば、こんな状況が思い浮かびませんか?

「全部捨てるのは抵抗があるから、いくつかだけ取っておこう」と選別を始める

→ 時間をかけて選別した捨てるつもりの写真を眺め、「やっぱり取っておこうかな」と迷う

→「今日は疲れたから、続きは、また今度にしよう」とそのままの状態で置いておく

→そのうち「要るものだけを、整理しておいてくれたらよかったのに・・・」と思うようになる。

 

どうしても、捨てられない方は、段ボールに、「私の死後、この箱は処分してください」と書いて

おくようにすると、遺族も迷わず処分できると思います。

 

不愉快な思いをさせるものは処分する
「思いで」のページにも書いてますが、例えば、昔の恋人と撮った写真やラブレター、性癖に関す

るもので、遺族が見て不愉快になったり、ショックを受けるようなものは、処分しておきましょ

う。どうしても、処分できないものは、段ボールに、「私の死後、この箱の中は一切見ないで処分

してください」と書いおくのがよいでしょう。ただし、遺族が見る可能性があることはお忘れな

く・・・

 

遺品整理をだれに依頼するのか
おひとりさまの場合は、だれに遺品整理をお願いするのかを決めておく必要があります。おひとり

さまの認知症対策にも書きましたが、認知症になるリスクを考えれば、予め、信頼できる人と死後

事務委任契約を結び、その中で、葬儀や納骨、遺品整理のことなどを決めておくのがよいと思いま

す。理想としては、任意後見契約、遺言書、死後事務委任契約を公正証書で作成することですが、

そんな大層な・・・と思われる方は、便箋でもメモ書きでも、とりあえず、書面で残すようにされ

るのがよいでしょう。そうでないと、本当に、それが故人の意思なのか、他の人から疑われかねま

せんので、お願いした方が書面を見せて「ちゃんと、ここにこう書いてあるから」と言えるように

しておくのがよいでしょう。

 

子どものいる人も・・・
「私には、子どもがいるから大丈夫」と思っていませんか?今の時代、子世代は共働きが当たり前

です。仕事・育児・家事と忙しく、正直、自分たちの生活だけで精一杯という状況でしょう。そん

ななか、山ほどの親の荷物を片付けなければならないのは、あまりにも酷な話だと思います。せめ

て、最低限の身の回りの整理をしておくことが、親の務めではないでしょうか。

お子さんがいても、次のような方は、遺品整理業者を考えてもよいと思います。

・仕事が忙しくて、ほとんど休みが取れない方

・遠方に住んでいる方、海外に住んでいる方

・疎遠な方、・仲が悪い方など

 

契約時の注意点
遺品整理業者と予め契約をする場合、遺品整理の内容を決めるのはよいですが、費用を一括にして

支払うようなことは避けた方がよいでしょう。ご自身が亡くなったときに、その業者が必ず存在し

ているかはわかりません。ご自身の死後、費用の支払いは、信頼できる人にお願いしておくのがよ

いでしょう。(前払い金を要求される場合も、少額にしておきましょう)

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